美しい歌 ~好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

It's a Small World (After All)

It's a Small World (After All)
(Richard M. Sherman and Robert B. Sherman)


◆世界って小さいんだね◆



笑いに涙
希望に恐れ
分かち合えるものはいっぱいある
気がつく頃だよ
世界って結局小さいんだ



つまりは世界は小さいんだ
小さな小さな世界なんだ



月が一つに金色の太陽が一つ
そして笑顔は誰にとっても仲良しの印
山がそびえて
海がどこまでも続いても
世界は結局小さいんだ


★くりかえし





※※※
イッツ・ア・スモール・ワールド(It's a Small World)、日本語のタイトルは、「小さな世界」又は「こどもの世界」です。
ディズニーワールドなどのアトラクションのための音楽として作曲されたそうですが、既にそれを離れてディズニーの曲とも意識されずに親しまれているように思います。
この歌の内容を上手に訳した日本語版も好きですが、シンプルでわかりやすい言葉で訴える英語版がとても好きです。


「It's a small world」というのは英語の決まり文句で、予想しなかったところで知り合いに出会ったり、知り合いとの間に思いがけない共通の友人がいたりしたようなときに「世間ってせまいなぁ」という意味で使います。
そのニュアンスを踏まえてこの歌詞を読むと、「世界には、結局のところ、まったくつながりのないところなんてないんだよ」「みんな誰かと誰かでつながっているんだよ」というメッセージが感じられてきます。