美しい歌 ~好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

Je Pars

Je Pars
(Hélène Rollès)


◆私行くわね◆


私行くわね
だってあなたはもう私のこと好きじゃないから
私行くわね
私達にはもう何も残ってないから
私行くわね
だってあなたの方が去っていこうとしてるから


夢は覚めてしまったのよ


私行くわね
愛が消えてしまったもの
私行くわね
私が間違っていたのよね
私行くわね
これ以上苦しむ前にね


どうして悪い思い出にしなくちゃいけないの


私のことを好きだって
嘘をつくのね
疲れる価値もないわ
私はもう行くって決めちゃったのよ


私行くわ
もう私たちは終わったのよ
私行くわ
それが人生だもの
私行くわ
あなたが私のこと忘れる前に


悪い思い出になる前にね


もう一度やりなおうそうって
言うんでしょ
でも私は十分泣いたのよ
もう私は決めたの


私行くわ
これが運命よ
私行くわ
悲しむのは良くないわ
私行くわ
もう残っているのは
美しい夢も地獄に変えるものばかりだから


私行くわ
だってあなたはもう私のこと好きじゃないから








※※※


別れを告げる内容なのに、軽快な曲に乗せてさらりとした歌詞になっているのが気持ちいいです。

この人の声は不思議です。歌の発声として素晴らしいわけでもなく、音程だって時々(けっこう?)ずれている。
なのに、聞いていて不思議な心地よさがあるのです。
エレーヌ・ロールズ(Hélène Rollès)は、フランスの歌手・女優ですが、1990年代にアジアで人気が出ました。
日本でも子供服のファニイのCMで、「エレーヌ(Je m'appelle Hélène)」という曲が使われていたのを覚えています。(というか、私はそれでアルバムを購入したのでした)


この歌の歌詞はフランス語ですが、私はフランス語がまったくわかりません。
例によって英語へ翻訳したものから日本語にしました。
もしかしたら解釈の間違いもあるかもしれない…のは、いつものことです。あしからず。