美しい歌 ~好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

Caroling, Caroling

Caroling, Caroling
(Alfred Burt)


キャロリングキャロリング


キャロリングキャロリング さあ出発だ
クリスマスの鐘が鳴っている
キャロリングキャロリング 雪の中を進んでいく
クリスマスの鐘が鳴っている

朗らかに響く楽しげな声
悲しい心も歌で楽しく
カランカラン
クリスマスの鐘が鳴っている


キャロリングキャロリング 街の中を進んでいく
クリスマスの鐘が鳴っている
キャロリングキャロリング 上り坂下り坂
クリスマスの鐘が鳴っている

私たちの歌を聴いてください
喜びの時を運んできました
カランカラン
クリスマスの鐘が鳴っている


キャロリングキャロリング 近くへ遠くへ
クリスマスの鐘が鳴っている
あの星を追って
クリスマスの鐘が鳴っている

この幸福な朝に歌え
「見よ、天の国の王がお生まれだ」
カランカラン
クリスマスの鐘が鳴っている



※※※
欧米には、クリスマス・イブの夜に子供たちが家々を巡り、クリスマスキャロルを歌うという習慣があるそうです。
そのことを「キャロリング (Caroling)」といいます。
この歌はそのキャロリングを歌った歌です。


ルフレッド・バート(Alfred Burt)は、クリスマスの歌をいくつも書いた人です。
どれも素朴ながらクリスマスの雰囲気を良くわかる曲ばかりで、私は大好きです。
キャロリングキャロリング」もナット・キング・コールが歌ったものが有名ですが、定番のクリスマスソングのように、たくさんの歌手や合唱団によって歌われています。

シンガーズ・アンリミッティド(The Singers Unlimited)による演奏をご紹介します。