美しい歌 ~好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

Graduation Photograph

Graduation Photograph
(荒井由実, 英語詞:Penny, Michael Himelstein)



◆卒業写真◆


落ち込んで悲しい気持ちになると
古いイヤーブックであなたの顔を探す
あなたの笑顔
あなたの暖かくて優しい目が大好き
いつも私の悲しみを取り去ってくれる


そばに友達がいるって言うことはいいことね
何も言わなくてもあなたの目を見れば
どんなに私を気遣ってくれているのかわかる
そしてそれはあなたをとても身近に感じさせてくれる
例えあなたがどんなに遠くにいても


時が過ぎれば色んなものが変わってしまう
でも私たちの心のなかは同じ
あなたはあの頃と同じように私を愛してくれている
あなたはいつでも友達以上の存在だわ



目を閉じて心をさまよわせる
あなたと過ごしたあの懐かしい日々に
もうずっと昔のことだけど
プロムで一緒に踊り明かしたことが
まるで昨日のことのように思える


街はいろんなことが変わってしまった
あの柳の木だけが昔の名残
終わりなんてないんだよと私に告げる
あなたはいつまでも友達以上の存在だわ


時が過ぎればいろんなことが変わるものだというけれど
あなたの心はずっと同じ
私はあの頃と同じように今もあなたを愛してる
あなたはいつまでも友達以上の存在だわ




※※※

荒井(松任谷)由実の歌をA.S.A.Pというグループがカバーした英語詞を訳してみました。
「GRADUATION」というアルバムに収録されています。

イヤーブック(a year book)というのは、アメリカの学校などで作られる1年の行事写真などをまとめたアルバムだそうです。
大抵はイヤーブッククラブのようなものがあって、そこで編集されるそうです。
プロムは、高校の卒業の年などに行われるダンスパーティです。
出席は必ずカップルで、男女とも正装して出かける一大イベントです。


元の歌に比べて、ただの学生時代の恋人に寄せる歌になってしまっているところが少しだけ残念です。
でも「You'll always be more than a friend」というところは雰囲気がでているなぁと思います。



英語の歌詞はこちら
http://lyric.kget.jp/lyric/zp/yi/