美しい歌 ~好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

Up on the Roof

Up on the Roof (Gerry Goffin/Carole King)



◆屋根の上で◆



この古びた世界で落ち込んで
あまりに人が多すぎるときには
僕は階段を上まで昇る
そしたら気にしていたことなんか全部宇宙へ漂って行ってしまう



屋根の上、そこは世界で一番平和な場所
下に広がる世界が僕を悩ませることもない



疲れて打ちのめされて帰ってきたら
新鮮で心地よい空気を求めてそこへ昇っていくんだ
せかせかした人混みを抜け出すんだ
あの下の方の通りのネズミの運動会みたいなやつをね



屋根の上、ここだけだよ
下に広がる街を見てごらん
成功しようとしなければいけない場所だ
屋根に上がってみようよ



夜には星空がただでショーを見せてくれる
君も僕とこれを分かち合えるよ
何度でも言うよ



町のど真ん中で
僕が見つけたパラダイス。そこは悩みなんか寄せ付けない
だからもし世界が君を落ち込ませ始めたら
ここには二人分のスペースは十分あるよ
屋根の上にはね



屋根の上、ここなら大丈夫
屋根の上、おいでよ




この動画は、アメリカの幼児番組「セサミストリート」の中で使われたものです。



※※※

記念すべき1つ目は、ジェームス・テイラーの「Up On The Roof」にしました。
キャロル・キングも歌っているようですが、参照した歌詞は「Best Of James Taylor」というアルバムからのものです。
キャロル・キング版では4節目の
 屋根の上、ここだけだよ
 街を見てごらん
 成功しようとしなければいけない場所だ
 屋根に上がってみようよ
の部分のうち、2行目「街を見てごらん」がないようです。
これだと、「屋根の上、そこは望みが叶う唯一の場所」のような感じになります。