美しい歌 ~好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

Morning Song to Sally

Morning Song to Sally
(Jerry Jeff Walker)


◆サリーに捧げる朝の歌◆



朝の光がベッドに伸びて
君のことを考えた
思い出すのは君の笑った目や話したこと
愛してると交わした言葉
総てのの君への思いが幾度も目前をよぎり
僕の心をかき立て…それは言葉には言い表せない


ほんのわずかな2人の時間もゆったりと過ぎ
それが僕を強くする
この2週間が過ぎて、僕たちはまた立ち去り
いつもの暮らし
どうやら僕たちの愛は
別の網に捕らえられる運命のようだけど
つかの間の愛でも
また捕らえることに悔いはない


別れの口づけはあまりにあっけなく
僕は何度も振り返った
だけど僕たちの冷めた部分が返ってきて
少しばかり落ち込んだりもする
僕たちにはそれぞれに
2人きりの時を過ごすよりもすべきことがあり
しかし君に対するこの深い思いは
僕たちの恋が始まったばかりなことの証なのだ


通りに立っているのがかつての僕の歌だった
あまりに長い間
今なぜだか私は自分を強いて同じ場所に置こうとしている
そしてそれが今のこの歌
僕の目覚めて思う君も
夢の延長に過ぎず
君が隣にがいないから
その意味するものも決してわからないだろう


(1番くりかえし)




※※※
初めの2行
As the morning light stretched in across my bed
I thought of you
ここを読んだだけで、その静かなメロディもあいまって、すごく引き込まれた歌詞です。


この曲はナンシー・グリフィス(Nanci Griffith)で知りました。このバージョンでは3節目の歌詞が省略されています。(題名も「Morning Song for Sally」と少し違います)
だけど、この3節目もなかなか捨てがたい詞だと思います。