美しい歌 ~好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

Summertime

Summertime
(DuBose Heyward)


◆夏◆



夏だよ
暮らしは楽だ
魚は飛び跳ねて
綿もよく育ってる


父ちゃんは金持ち
母ちゃんは美人
だから坊や、泣かないでねんねしな


そのうちある朝
お前は立ち上がって歌うんだ
そして翼を広げて
空に飛びたつんだろう
でもそんな朝が来るまでは
お前を傷つけるものはなんにもないよ
父ちゃんと母ちゃんがそばにいるから




これはシャルロット・チャーチCharlotte Church)が歌ったものです。



※※※
ジョージ・ガーシュインGeorge Gershwin)のオペラ、「ポーギーとベス(Porgy and Bess)」で歌われる子守歌で、1920年代のアメリカの黒人たちの暮らしぶりがわかる歌詞になっているそうです。
しかし、そんな予備知識がなくても、子供を思う親の心を歌ったものとして共感することのできる歌だと思います。