美しい歌 ~好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

Not My Way Home

Not My Way Home
(Nanci Griffith)


◆私の安らぎにはつながらない道◆



あなたは奇跡を信じてる
この愛が戻ってくるって
それはまるで草がこの冬の間も
この町の南に向かって
伸びていくと信じているようなものよ


あなたのキスは
この愛のなれの果てよりは甘いけど
あなたの行く道はくっきりとしたわね
私のことは振り捨てて、あなたの道を行ってちょうだい


恩知らずだとは思ってほしくない
私に何もないときに、あなたは愛をくれた
私はあなたが歩く道をたどっていた
だけどそれは私の心安らぐところには向かっていなかった
私の行く道ではなかった



この愛は私たちを置いて去ってしまった
この年月を数えたりしないで…死ぬほど長い時だった
あなたは思い出をしまう場所を見つけるのだろう
そしてあなたは走り続け、私はずっとここに立ちつくしているのだろう


恩知らずだとは思ってほしくない
私に何もないときに、あなたは愛をくれた
私はあなたが歩く道をたどっていた
だけどそれは私の心安らぐところには向かっていなかった
私の行く道ではなかった



※※※
前回ご紹介した同じナンシー・グリフィスのI Knew Loveで「こんなベタなラブソングは意外」と書きました。もちろんそういう曲も素晴らしいのは確かですが、私は今回のような、ときめきの時が過ぎて自分の心を少し客観的に眺めているような曲の方が彼女らしいと感じます。
このNot My Way Homeは、ナンシー・グリフィスの曲の中でも、私の好きな曲ベスト5に入る曲です。
(後は何だろう? えーと、たくさん好きなのがあるからなぁ… ^^;)