美しい歌 ~好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

好きな歌の訳、解釈、若しくは雰囲気の紹介

Hodie Christus natus est

Hodie Christus natus est


◆今日、キリストが生まれた◆



今日 キリストが生まれた
今日 救い主が現れた
今日 地上では天使は歌い
大天使たちは喜び祝う
今日 正しい者たちは称えて言う
天なる神に栄光あれ アレルヤ



Hodie Christus natus est:
hodie Salvator apparuit:
hodie in terra canunt Angeli,
laetantur Archangeli:
hodie exsultant justi, dicentes:
Gloria in excelsis Deo, alleluia.



※※※
今日はラテン語の歌です。
ポップスでもありません。
元はグレゴリオ聖歌の1つの歌ですが、他にたくさんの作曲家が曲をつけています。

プーランク(Francis Poulenc)のものは、華やかで救い主が生まれた喜びにあふれている曲です。

ラ・クール(Niels La Cour)のは、グレゴリオ聖歌の元のメロディを生かした曲で、静かで厳かで、穏やかに聖なる日を祈っているように感じます。



プーランク




・ラ・クール




そういえば、このメロディは「踊る大捜査線 THE MOVIE」の中で、テディーのテーマとしても使われていました。
曲のタイトルは「Odiex(The Theme of Teddy)」となっていますが、「Hodie」も「オーディエ」と発音しますので、同じことでしょう。
歌詞を聴くと、上の歌詞の3行目から歌い始め、繰り返し部分では初めから歌っているようです。



踊る大捜査線 THE MOVIE から Odiex(The Theme of Teddy)